2010年06月08日
有機ELでがん検診 安全・手軽な検診に活用 群馬大
キーワード: 糖尿病 心筋梗塞/狭心症 脳梗塞/脳出血 がん
群馬大学の研究グループは、次世代の薄型テレビのディスプレーなどに使われる有機EL素材を利用し、マウス体内のがん組織を発光させることに成功した。有機ELを用いた新たな検査法を開発できれば、より安全・手軽にがん検診を行えるようになる。
有機ELは低いエネルギーで高効率に発光し、次世代の照明、携帯電話やテレビのディスプレイの素材として注目を集めている。

イリジウム錯体を注入しがん組織が浮かびあがったマウス
Phosphorescent Light - Emitting Iridium Complexes Serve as a Hypoxia-Sensing Probe for Tumor Imaging in Living Animals
Cancer Research 70, 4490, June 1, 2010
[Terahata]