一般社団法人 日本生活習慣病予防協会 JPALD
生活習慣病とその予防
主な生活習慣病
ニュース

レモン果皮のポリフェノールに血管内皮機能の改善効果

キーワード: 肥満症/メタボリックシンドローム 食生活

 従来から果汁を搾った後のレモン果皮にはポリフェノール成分が豊富に含まれるいるが、これまで食品素材に利用されていなかった。科学技術振興機構(JST)は、レモン果皮からポリフェノールをとりだす技術の開発に成功、血管内皮機能を改善する効果を確かめたと発表した。新たな機能性食品素材として1〜2年後の商品化を目指す。

ȥٸľءģ 2010.08.03
ȥۻԾ줬θ转ͽɤϷĴ 2010.04.27
򹯿ʤλԾ쵬Ϥ17700 2010.04.01
򹯿ʡɽȤƳģ 2010.03.09
Ʀեܥ٤ꥹ㲼 2010.02.08
 科学技術振興機構(JST)は、レモン果皮から得たポリフェノールを食品素材として利用する技術を開発したと発表した。この事業は、愛知学院大学心身科学部の大澤俊彦教授らの研究成果をもとに、ポッカコーポレーションに委託して開発を進めていたもの。

 果汁を搾った後のレモン果皮には、抗酸化作用をもつポリフェノール成分が多く含まれる。しかし、ポリフェノールは安定的な醗酵処理を行うのが難しいので、これまで食品素材として利用されていない。

 研究では、レモン果皮中に糖と結合した配糖体として含まれるポリフェノールを、酵素処理によって糖部分を分離し、さらに麹(こうじ)菌の1種を用いて醗酵処理を行い、より高い抗酸化作用をもつ新規ポリフェノールを製造するのに成功した。

 このポリフェノール素材の安全性や有効性を確かめるために動物実験を行ったところ、血圧の低下作用が認められたという。一酸化窒素の合成酵素の発現を促し、動脈を拡張させ血流を高める作用もみられた。

 ヒト臨床試験を行ったところ、血管内皮機能の改善作用があることがあきらかになった。血管内皮細胞に作用し血管を拡張、血流や血液の凝集などをの調節を改善するという。

 血管内皮機能の改善は、メタボリックシンドロームや生活習慣病と関わりの深い血管疾患の予防につながると注目されている。

 JSTでは「新たに開発された新規ポリフェノール素材は、レモンの果皮部を利用した天然由来のもので、抗酸化作用の高い、健康の維持・増進に役立つ新たな機能性食品の素材となる」と述べている。

酵素処理によりアグリコン化(糖部分を分離)させたレモン果皮抽出物をもとにして、麹菌を用い新規ポリフェノールを製造するのに成功

麹菌を利用したレモン果皮由来の新たな機能性ポリフェノールの製造技術の開発に成功(JST委託開発の成果)(科学技術振興機構)

[Terahata]

関連トピック

疾患 ▶ 肥満症/メタボリックシンドローム

2022年07月04日
子供の頃の運動不足が中年期以降の認知症に影響 運動は認知能力を高める 健康改善は早いほど良い
2022年06月13日
食品のカロリー表示が肥満やメタボのリスクを減少 誰もがチーズバーガー3個分を食べ過ぎている?
2022年06月13日
睡眠不足が「内臓脂肪型肥満」の引き金に 睡眠を回復しても短期では元に戻らない
2022年05月16日
「運動」と「お酢」を組合わせると体重・高血圧・血糖が改善 保健師監修の「毎日運動プラン」を実施
2022年05月16日
妊娠中の運動が産まれる子の肥満や糖尿病のリスクを低減 妊娠期の運動で次世代の健康も守れる

生活習慣 ▶ 食生活

2022年07月08日
高尿酸血症と動脈硬化 ~高尿酸血症が動脈硬化を引き起こす機序が解明されてきた~
2022年06月13日
食品のカロリー表示が肥満やメタボのリスクを減少 誰もがチーズバーガー3個分を食べ過ぎている?
2022年06月06日
高血圧リスクはタンパク質を多様な食品から摂ると減少 通勤時のウォーキングで糖尿病リスクも低下
2022年06月06日
野菜や果物の抗酸化物質に認知症予防の効果 脳の健康を守るためにどの食べ物が良い?
2022年06月06日
【新型コロナ】起床・朝食が遅くなった子供で運動不足や栄養バランスの乱れが 規則正しい食事・睡眠が大切
予防月間2022
明治PA3
新着ニュース

トピックス&オピニオン
新型コロナウイルス関連

Dr.純子のメディカルサロン こころがきれいになる医学
保健指導リソースガイド
国際糖尿病支援基金
糖尿病ネットワーク 患者さん・医療スタッフのための糖尿病の総合情報サイト
糖尿病リソースガイド 医師・医療スタッフ向け糖尿病関連製品の情報サイト
日本健康運動研究所 健康づくりに役立つ情報満載。運動理論から基礎、応用を詳細に解説
セルフメディケーション・ネット セルフメディケーションの基礎から薬の知識までさまざまな情報を提供
日本くすり教育研究所 小・中学校で「くすり教育」を担う指導者をサポート